保育士について

保育士になるには

保育士の仕事内容が具体的に分かると、保育士として働く自分の姿をイメージしやすくなりますよね。それでは、保育士になるためのステップを確認しましょう。

1.保育士資格の情報収集
2.保育士資格のための勉強・(受験資格がない場合は)受験資格の獲得
3.保育士試験の受験申込
4.受験
5.試験合格後(資格取得後)、保育士登録手続き
6.保育士証取得

保育士資格は保育士試験に合格することで取得できますが、合格すればすぐに保育士になれるわけではなく、保育士登録手続きをして保育士証を取得する必要があります。
試験合格後は忘れずに保育士登録手続きを行い、保育士生活をスタートさせましょう。

保育士と幼稚園教諭の違い

保育士と幼稚園教諭の違いとしてはまず必要な資格が違います。保育士になるためには、厚生労働省管轄の保育士資格、幼稚園教諭になるためには文部科学省管轄の幼稚園教諭免許が必要です。

また、それぞれの目的にも違いがあり、保育士は保護者に代わって子どもたちを保育し、基本的な生活習慣などを教えることを目的としています。一方、幼稚園教諭は、小学校就学に備えて、年齢に応じた教育や指導を行うのが主な目的です。

保育士の給与・平均年収

内閣府の発表によると、保育士全体のうち、女性(平均年齢36.1歳、平均勤続年数7.8年)の平均月給は約22.8万円です。賞与なども含めた平均年収は約340万円となっています。
女性労働者全体の平均賃金と保育士の平均給与を比べてみると、必ずしも保育士の給与水準が高いとはいえませんが、国や自治体は保育士のさらなる処遇改善を進めているところです。

保育士の需要が高まる中で、まだ目標値には届いていない実情はありますが、保育士の給与を4万円ほど上げる施策もとられています。他にも、例えば、東京では家賃補助という形で給料にプラスするなどの処遇改善策がとられており、国に加えて各自治体での待遇面の向上も進んでいます。

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